いつもの

新幹線から見る好きな場所。
今日は富士山も見えず、ただ煙突とタンクが一日の終わりを告げている。24時間稼働であるならば、日勤の終わりというべきか。   

新幹線

三人掛けの通路側に座った。真ん中が空いていた。女性が私の足元に置いてあったリュックを蹴飛ばし強引に座った。何かひと言いってくれたら、スムーズに通れるようにリュックを動かした。
ソノヒトは座るや否や何度も嫌みな溜め息をつき、私の足を蹴飛ばして何も言わずにムッとした顔で降りていった。
前の座席には私と同じくリュックを足元に置いた男性が。そこへと「ごめんなさいね」と周りに頭を下げながら椅子に座った女性。
この差は何だろう。